| 会社名 | ブラザーインダストリアルプリンティング株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都大田区西蒲田8-20-8アゼル3号館 |
| 電話番号 | 03-3736-2733 |
ブラザーインダストリアルプリンティング株式会社は、産業用マーキング分野においてトータルソリューションの提供を行っている会社です。製品の供給から開発支援まで一貫した体制を整えているのが強みです。本記事では、同社の刻印機のラインナップや導入事例を紹介します。刻印機メーカーを探している方はぜひ参考にしてください。
多種多様なインクジェットプリンターをラインナップ
産業用インクジェットプリンターは、製造現場において賞味期限や製造日、ロット番号、バーコードを各種製品へ印字するための装置です。同社の製品は用途や素材に応じて複数の方式が存在し、食品・飲料・日用品・工業製品など幅広い分野で活用されています。連続式インクジェットプリンター(CIJ)
CIJ方式は、粒状のインクを連続的に噴射してドット文字を形成する方式です。紙だけでなく、ガラスや金属、プラスチックのような多様な素材への印字が可能であり、製造ライン上での高速印字に適しています。主に日付やロット番号の可変情報を安定して印字する用途で使用されています。サーマルインクジェットプリンター(TIJ)
TIJ方式はDOD(ドロップ・オン・デマンド)型のサーマル方式を採用しており、紙箱や段ボール、プラスチック包装材への印字に適しています。印字高さはおおよそ1〜5cm程度で、賞味期限やバーコードを高解像度で鮮明に印字できる点が特徴です。ピエゾインクジェットプリンター(PIJ)
PIJ方式もDOD型の一種で、ピエゾ素子を用いてインクを吐出する仕組みです。とくに段ボールの浸透性素材への大判印字に適しており、印字高さは10cm程度から数十cmに及ぶ場合もあります。製品名やロゴ、バーコードを一括で大きく印字できる点が特徴です。サーマルプリンター
サーマルプリンターは、熱で溶けるインクリボンを対象物に転写して印字する方式です。食品包装フィルムへの印字に適しており、消費期限や製造日、バーコードの情報を印字できるほか、原材料表示や栄養成分表示といった一括表示にも対応しています。とくに10cm×10cm程度の広い面への印字に強みがあります。レーザーマーカー
レーザーマーカーは、レーザービームによって素材表面を熱変化させ、刻印やマーキングを行う装置です。金属や樹脂、プラスチック、といった幅広い素材に対応し、消えない印字が可能である点が大きな特徴です。日付やロット番号の刻印に加え、切断・穴あけ・表面処理の加工用途にも利用されています。集塵機や検査装置なども提供
同社は産業用インクジェットプリンターだけでなく、集塵機や検査装置のような周辺機器も取り扱っています。集塵機・換気機
集塵機・換気機は、レーザーマーカーや産業用インクジェットプリンターの使用環境において発生する粉塵やガスを除去するための装置です。レーザーマーキングの工程では微細な粉塵が発生するほか、場合によっては有毒なガスが発生する場合があります。また、インクジェットプリンターの使用時には、有機溶剤(MEKなど)が揮発し、作業環境中に拡散する可能性があります。上記の集塵機・換気機を導入すると、こうした有害物質を効率的に吸引・排出し、作業者が吸い込むリスクを軽減可能です。結果的に、作業環境の改善につながるだけでなく、オペレーターの健康と安全を守る重要な役割を果たします。工場内の空気環境を清潔に保ち、安定した生産体制の維持にも貢献します。
印字検査装置について
印字検査装置は、プリンターによって印字された文字やバーコードのような内容を自動でチェックし、誤表記や印字漏れといった不良を検出するための装置です。結果として、出荷前の段階で印字ミスを発見できるため、不良品の流出防止に大きく役立ちます。また、この装置は文字の検査だけでなく、コード類の読み取り検査にも対応しており、1台で複数の検査機能を担います。さらに、Domino製プリンターと自動連携する仕組みが備わっているため、機器設定の手間を削減でき、現場での作業効率向上にもつながるでしょう。
インクジェットプリンターの導入事例を紹介
最後に、同社のインクジェットプリンターの導入事例をいくつか紹介します。段ボールへの直接印字による効率化
食品加工メーカーでは、今までラベル貼付による製品管理を行っていましたが、ラベルコストや貼り付け作業の手間が課題となっていました。そこで、段ボールへ直接印字する方式へ切り替え、作業負担の軽減とコスト削減を目指したのです。さらに、100品種以上に及ぶ複雑な品種管理にも対応するため、産業用インクジェットプリンター「Domino Cx-Series」と専用システムを導入しました。結果として、運用の効率化と省人化を同時に実現できています。
カートリッジ式導入によるメンテナンス改善
化粧品メーカーでは、化粧箱へのロット番号印字に他社製のピエゾ式インクジェットプリンターを使用していましたが、メンテナンスの手間やコストが大きな課題となっていました。そこで、カートリッジ式のインクジェットプリンターへ切り替え、操作性が向上し、メンテナンス負担を大幅に削減に成功しました。加えて、日付やロット番号の印字作業がより簡単かつ安定的に行えるようになっています。