キーエンス

キーエンス

おすすめポイント

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  幅広い波長ラインナップで多様な素材に対応

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  測距センサとカメラで自動補正し安定稼働

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  無料貸出や保証制度のサポート体制あり

基本情報

キーエンスは主要各国を拠点に、モノづくりをバックアップしているメーカーです。そんなキーエンスでは、UVレーザ、ハイブリッドレーザ、ファイバレーザといったさまざまな発振方式のレーザーマーカを展開しています。

これらの刻印機は、対象物へのダメージを抑えた高精細な印字、焦点や印字位置の自動補正機能、高出力による高速加工など、生産現場の課題解決に貢献する特長を持っています。ここでは、キーエンスのレーザマーカの具体的な性能や、安定稼働を支える機能について詳しく説明します。

キーエンスの特徴①：高精度とダメージレスを両立するUVレーザ技術

UVレーザマーカのMD-Uシリーズは、従来のレーザマーカでは対応が難しかった材質に対しても、高い視認性と対象物へのダメージの抑制を両立した印字を実現します。

波長355nmのUVレーザ光が持つ、各素材に対する高い吸収率という特長を活かし、熱の影響が懸念される用途や、視認性の確保が難しかった材質の印字において効果を発揮します。

UVレーザによる高発色と低ダメージ印字

MD-Uシリーズは、波長355nmのUVレーザを採用しています。この波長は、対象物へのダメージを抑えつつ、視認性の高い印字を実現できるという特長があります。たとえば、リードフレーム（銅）に対しては、熱影響のない読み取りやすい印字が可能です。

また、リレーケース（PP）のような樹脂材質に対しても、高発色で視認性の高い印字を実現します。さらに、基板（セラミック）には極小の二次元コードを高精細に印字でき、コイルの被膜剥離加工では芯線へのダメージを抑えた剥離加工が可能です。

ハイパワーと新制御による印字時間の短縮

MD-Uシリーズは、印字面7Wのハイパワーと新しい制御方式のデジタルスキャナを組み合わせることで、印字時間を従来製品の約半分に短縮することが可能になりました。この高速化は、印字時間の短縮に大きく貢献し、生産性向上に直結するため、高品質な印字を維持しながらも、生産ラインでの効率化が期待できます。

キーエンスの特徴②：自動補正機能で実現するつねに安定した印字品質

レーザマーカの印字品質をつねに安定させるためには、対象物までの距離のズレや、搬送による位置のズレを正確に補正することが重要です。キーエンスのMD-UシリーズとMD-Xシリーズは、レーザヘッド内部に測距センサや多機能カメラを搭載しており、これらのズレを自動で検出し、印字前に補正する機能を備えています。

測距センサによる焦点の自動補正

レーザーマーカは光をレンズで集光して印字を行うため、焦点が少しでもズレると印字不良の原因となります。MD-Xシリーズは、ヘッド内部に測距センサを搭載しており、印字を行う箇所の距離を計測し、自動で補正を行うため、いつでも焦点が合った状態で印字をすることが可能になります。

この機能は、対象物の高さにバラつきがある場合や、設置時のわずかなズレがあっても、高品質な印字を維持するためにとくに効果を発揮するでしょう。

多機能カメラによる印字位置の自動アライメント

製品の位置ズレは、そのまま印字位置のズレにつながります。MD-UシリーズとMD-Xシリーズは、レーザーヘッド内に多機能カメラを搭載しており、対象物の形状を認識してアライメントを行うことができます。

この機能により、設定した座標位置に対して、製品が多少ずれていても正しい位置に印字することが可能です。D-Uシリーズでは、これに加えてレーザー出力やウィンドウの汚れも監視することで、印字不良を未然に防ぐ仕組みも導入されています。

キーエンスの特徴③：高出力と3次元制御による生産効率の最大化

MD-Fシリーズのファイバレーザマーカは、クラス最高出力と3次元制御技術を融合させることで、とくに印字・加工時間の短縮と段取り替え工数の削減に大きく貢献します。高出力レーザは深い彫り込みやタクト短縮といったニーズに応え、3次元制御は複雑な形状の対象物に対しても鮮明なマーキングを可能にします。

クラス最高出力50Wと3次元制御の融合

MD-Fシリーズには、30Wモデルに加えて、クラス最高出力となる50Wモデルが新たにラインナップされました。高出力化は、印字タクトの短縮や、より深く彫り込みたいという要求に応え、生産効率の向上と品質の向上に大きく貢献します。

さらに、このシリーズは3次元制御に対応しており、焦点距離を自在にコントロールできます。単純な段差がある対象物だけでなく、さまざまな複雑な形状にもジャストフィットした鮮明な印字を実現します。この機能により、段取り替えの工数を大幅に削減することも可能になります。

ハイブリッドレーザによる高品質と高速印字の両立

MD-Xシリーズは、YVO4レーザーの高品質な印字能力と、ファイバレーザーの高速な印字能力という、双方のメリットを兼ね備えた新しい開発のレーザ発振器を搭載したハイブリッドレーザマーカです。

このハイブリッド技術により、金属、樹脂、セラミックなどへの印字用途全般や、微細加工にとくに最適な性能を発揮します。高品質と高速性を両立することで、さまざまな現場のニーズに対応し、生産性の向上を実現します。

用途別スキャナ制御によるタクトの最適化

MD-Fシリーズは、用途に応じて最適なレーザ走査を選択できる、用途別のスキャナ制御機能を備えています。この機能は、ワークに照射された後にロスしてしまうエネルギーを極限まで削減することができ、大幅なタクト短縮や品質向上につながります。

まずは公式サイトをチェックしよう！

キーエンスの刻印機（レーザマーカ）は、UV、ハイブリッド、ファイバといったさまざまな発振方式と、高精細な印字技術、そして高度な自動補正機能が特徴です。公式サイトには製品のカタログも掲載されており、無料でダウンロードできるので、ぜひそちらもチェックしてキーエンス製品の導入を検討してみてください。